2012年4月19日木曜日

どんなときも。


昨日、精神科受診の際のこと。

実は4月9日の勉強日記にも記載しましたが、3/26〜4/6の間、片頭痛の発作にずっと苦しんで寝込んでいました。
+αで、視覚・聴覚・嗅覚まで変に過敏な状態に陥ってしまい、それらが吐き気を誘発し、症状が悪化すると夜中に嘔吐する.......。

そんな日々の連続で、精神的にも疲弊するどころか、

・片頭痛が要因となり、就寝薬を服用してもなかなか寝付けない。
・仮眠を取る。(要するにおひるね)
・片頭痛の症状が酷過ぎて少し横になる
→そのまま寝てしまった結果、就寝薬を服用し忘れてしまう。

この様な状態を繰り返した為、就寝薬さえきちんと服用していたらきちんと戻ってきた睡眠リズムが、めっちゃくちゃになってしまいました。(←ベンゾ系離脱症状のため)

しまいには、いつ起きているのか、いつ寝てるのか、自分でも把握できない状態にまでになり、それが原因となり、精神科・神経内科(頭痛外来)の予約日にきちんと通院すら困難な状況にまで憔悴しきっていました。

参考までに、現在の処方薬

精神科

・デパケンR 200mg×3 ←片頭痛予防薬と気分安定剤としての兼用
・レバミピド 100mg×3 ←「ムコスタ」のジェネリック
・ビオスリー配合散×2

・ツムラ抑肝散 ←片頭痛予防のための漢方薬

(就寝薬)
・ロラメット 1mg×2
・フルニトラゼパム 2mg×1 ←いわゆる「サイレース」「ロヒプノール」のジェネリック
・フルニトラゼパム 1mg×1 ←実質半分に割っているので0.5mgでおk!

こんなに減薬できましたー

というか、デパケンRの離脱は恐ろしいので自己調節はできませんが、就寝薬は少しずーつ少しずーつ、主治医のしろさんとの

「せんせー、これ減薬したら寝れたー。」

「あ、そー。じゃ、抜いていーよー。」

この繰り返しによって、ベンゾジアゾピン系の離脱もちゃっかりクリアしてしまいました。

てへへっ

(適当過ぎる、どっちも......。)

実は昨年末まで、ドラール2錠を処方されていたのですが、それも一気になくなりました。
でも快眠です。

ダメだ、自分が無敵に感じる......。

神経内科

(頭痛予防薬)←あまり予防されておりません........('A`|||)
・ワソラン 40mg×4.5 (1.5×3)
・トピナ25mg×1 (朝)
・トピナ50mg×1 (就寝前)

(頭痛発作時)←半減期によって自己判断により使い分ける、と。
・ゾーミッグRM2.5mg×2錠×7
・ナウゼリン10mg×7

・アマージ2.5mg×7
・ナウゼリン10mg×7

(月経時の頭痛に併用)←全く薬効がみられず。イラネ。
・ボルタレンSR×10
・セルベックスカプセル50mg×10


民族性NADの頭痛

注1:ゾーミッグRM、アマージ(トリプタン系薬といいまして、片頭痛専用の治療薬です。)の薬価は900円以上。(うち患者3割負担)ゾーミッグは当初1錠処方だったものの、私の症状が無敵過ぎるため、2錠処方に。私はトリプタン系だとレルパックス以外、あとエルゴタミン製剤(ジヒデルゴット、クリアミン)も使用した事がありますが、イミグランの点鼻も×、皮下注射(薬価3427円!)も、別に.......といった感じでした。

注2:トピナは本来、抗てんかん薬として用いられるのですが、1〜2年前から片頭痛の予防薬としての適用が正式に認可された、とのこと。

注3:片頭痛予防薬として、現在はワソラン(狭心症や不整脈の治療薬に分類� �を服用していますが、以前はミグシスを処方されていました。ちなみにどちらもCa拮抗薬ですが、薬価はミグシスの方がはるかに高いです.......。

注4:ロキソニン、ボルタレン、カロナール等のいわゆる消炎鎮痛剤(NSAIDs)の乱用はいけません。私も以前、頭痛やねんざ(そういや昔から呪われていた.......。)で鎮痛剤、主にロキソニンを乱用→「NSAIDs依存症による片頭痛」→「以降、NSAIDs服用一切禁止令」が出ました('A`|||)NSAIDs服用は、3回/dayを限度に致しましょう。

注5:そして、これは一個人の薬剤マニアなアフォの体験談であって、私は決して医師や薬剤師ではありません。
これからなります!!!!

→結果、神経内科の処方薬のみで1か月1万円近いことに。・゚(゚`Д)゙ピャー!!!!!!!

.......という、近況でした。

但し、私の片頭痛の症状はかなり重篤、とのことで、トリプタン系薬でも効果がない患者はそうそういないらしいです。
大抵の患者は、それこそNSAIDsの服用で治まる、とのことです。

人生不公平過ぎる........('A`|||)

それでも、「中等症うつ病エピソード」の方がはるかに辛かった
→寛解してしまった今、片頭痛は全然余裕の域ッス♪
と思える私は、本当にイカれてるのでしょうかねぇ。

何か話が片頭痛になっていますが、本題へ。

とりあえず、神経内科の頭痛外来は完全予約制の為1回、精神科に至っては少なくとも予約を4回以上は取り直しました。
それを全て寝過ごしました。

いくら睡眠障害で通院中、とはいえ、さすがに自己嫌悪に陥りました。

そんな患者に対して、普通のドクターだったら説教のひとつも言いたくなるはずです。
ドクターと言えど人間ですし、予約制だと理解して受診しているのですから。

今日を逃したら、もーう今週分の薬がなくなってしまう!
それ以前に、何度も予約をすっぽかした事をしろさんに謝りたい。

そう思い、徹夜して昨日の午前中に精神科を予約外で受診しました。

病院に到着すると、安堵感からか、まーた片頭痛の発作始まる、と。
さすがに耐えられない程度の痛さだった為、診察までの間、看護婦さんにベッドを借りて横になって寝ていました。

私のベッドの横、壁1枚隔てて、しろさんの診察室です。
しろさんの声が聞こえます。

しろさんと毎週話すのが当たり前の事の様に思えていました。

でも、昨日化粧している時に思ったことは、(←ノーメイクでは歩けません....。)

「あ、今日しろさん突然休診じゃないかな。」

「しろさん、急に倒れたりしてないかな。」


何が更年期障害に加えてhotflahsesを引き起こす

なんて、意味不明フラグなことばかりで。
それ以前に、オメーが何とかせいよ............('A`|||)

それだけに、しろさんの声を聞いただけで何か嬉しくも思えた自分がいました。
でも、そんな自分勝手な私自身が嫌にもなりました。

次第に片頭痛の症状も激しくなり、意識朦朧、呂律がうまく回らない、といった状態にまでぐったりなってしまい、もう光の刺激さえ辛くなっていました。
それで、掛け布団を被ってその場しのぎに避難していたうちに、どうやら私は自分の診察番号にも気付かずにうたたねしていた様です......。

いつでもどこでもアフォ過ぎる。・゚(゚`Д)゙

看護婦さんに起こされてフラフラ〜と診察室へ入ってきた私を見て、しろさん

「おい、おまえどうしたのよ?!!!」

と、驚いた様子で私を見ていました。

でも私は、そんなしろさんの顔を見ただけで、たった2週間振りなのにも関わらず、されどそれは長い2週間振りであって、心が温かくなったような気持ちになり、ポロポロ涙が出てきそうになりました。

私「その前に、先生に謝らなくちゃいけない。先生ごめんなさい。私、予約何回もすっぽかして、でも、それでも病院になかなか来れなくて。」

し「知ってる� �ー、何回も予約入れてたこと。どうせ片頭痛でまた辛かったんだろ。」

私「うん。」

し「気にしてたんだぞー、あいつ大丈夫か?って。」

.......迷惑かけたのに、心配していてくれたなんて。

また泣きそうになりました。

私「今回は片頭痛の発作と共に、睡眠リズムが徐々に狂い始め出して、結果、病院に来れなくなってしまいました。」

と、ここで、神経内科で提出している「頭痛ダイアリー」という、頭痛の頻度、症状、服薬を記載した用紙を、しろさんにも見せました。
(しろさんは漢方薬認定医なのデス!!!!その為、頭痛に効果がある漢方薬を処方してくれるという、優しいしろさん)

し「うわーっ!ひっどいなぁー!ナニコレ?光の刺激とか音ダメ臭いダメとか、これ、昔の精神科に受診しにきた患者にいたなぁ、そういや。」

私「末期的でしょ?」

し「これ、片頭痛って精神の等級つかないのか?」←キター!!!!!しろさん久々のDQN発言(爆)!!!

私「....いや、それは先生の本業でしょ。」

し「いや、片頭痛までは詳しくわからん。」

フォローのために、しろさんは統合失調症の北海道の第一人者です。実はかなり偉大なお方なのです。

そしてしろさんは院長です(但し、全く偉ぶってはいませんが。)
もっというと、天才的な頭の回転の速さの持ち主!
こんな無礼な患者は、恐らく私のみと思われ.......('A`|||)

私「でも、そんなのあってもいらない!何の得にもならないでしょ。私、うつ病治った時点で既に無敵だし!!!!」

し「おぉ!!!だよな!」

(こんな診察、ありなのでしょうかwwww)

その後、

・漢方薬の変更

・禁煙外来(呼吸器内科)にて、精神科の転院を勧められたものの、ムリです、と拒絶
→「精神科の主治医とのコミュニケーションに問題がある」と指摘されて、軽く泣けた
→お酒は先生にブチ切れられて(薬物を服用している間は、アルコールは禁忌の為。)一瞬で断酒できたのに、禁煙は難しい。


"にきびB5"

しろさん曰く、アルコールとニコチンの依存度で比較すると、アルコールの方がはるかに高い、とのこと。

禁煙については、しろさんにずっと怒られ続けていた長年のテーマのひとつでして、

「オレは33の時に止めたから、おまえもそれまでにはやめろ!」

と、むちゃくちゃな理由で、いつも怒られてはいました。

実は一昨年冬に、たばこを2本/dayにまで自力で減らすことができました。

ですが、その年の12月、おばあちゃんがあと余命1か月だと聞かされました。

しろさんとのこれまでの経緯です。

それまでは安易にリストカットをしていた癖も、しろさんがめちゃくちゃ喜んでくれるのが嬉しくて(←何の理由だ、これは(爆)。)上から下ま� ��リストカット、どころか、リストカットはとっくに卒業
→その傷跡までも皮膚科に通院
→余裕で半袖で歩ける程になった腕をしろさんに見せたところ、

「おぉー!!!!!!!!!!!!!!すっごいなぁ、これ。美容形成行かなくてもこんなにキレイになるんだなぁー♪」

と、更なる感動をしたしろさんは、私にしろさん直伝の日焼け止めと、日焼け止め落としを教えてくれたのでした(爆)。

そのため、おばあちゃんの死と対峙しようとしている現実から逃避するために、安易にリスカすることもできなくなってしまった。
だけど、アルコールは逆にまずくて嫌いになってしまった。

そのはけ口が、喫煙でした。

特に、おばあちゃんがいなくなってしまった直後、たった4か月前に最愛のももちゃんまでいなくなってしまっていたので、その後、親や親戚から精神科に通院していることを理由に散々差別を受け、こんな思いをこれからもずっとしなければならないのなら、私はおばあちゃんとももちゃんのところにいきたいよ。

本気でそう思いました。

でも、私はしろさんの後継者になる、って、しろさんと約束したから、生きなくちゃいけない。

しろさんは、世界で1番大切な人だから。

そう思ったら、死のうと思っても死ねませんでした。

それで、気付いたら最大1日2箱半たばこを吸っていました。
しかも、セブンスター('A`|||)

最悪です、我ながら。

今は多くても1日1箱ちょっと、吸わない時だと10本程度ですが、片頭痛の発作が始まり、睡眠リズムが狂うと1日30本とか吸っています。

でも、止めたいのですが、禁煙外来でまず使用する、ニコチンパッチの主な副作用に
・頭痛
・不眠
(他は忘れました。)
が記載されていたため、現状での治療に該当してしまうから、私には禁煙外来は適していないのでしょうか?としろさんに質問しました。

ついでに、

私「ていうか、「恐らく今の主治医とのコミュニケーションもうまくいってないと思われるので、現在の治療もうまくいっているのか定かではありませんが、転院された方がいいです。」なんて初診で余計なお世話なんですけど!なんでたばこ止めるためだけに精神科転院すれって言われなくちゃいけないのかわからん!」

し「知らんわー!オレに聞くなー!ほっとけー、そんな訳わからんこと言う奴。」

私「あ!つーか、カルテに「片頭痛」「do」しか書いてないってどーいうことですか?訳わからんでしょ!」

し「訳わかるだろーが!」

.........とか言いつ つ、しろさんはその後、私がニコチン依存に悩む、とか何とか書いていました。

でも、必ず診察室を出る際には


「また来週ちゃんと来いよー。」

と、声をかけてくれます。

DQNな私は、

「ちゃんと来るから、先生、私が先生の後継者になるまでちゃんと生きてるって約束してー。」

って言ったりします(笑)。

でも、私が元気のない時は、

「また来週、オレに笑った顔見せてくれよな。」

と、優しく笑ってくれます。

話を聞いてないフリして、実はちゃんと聞いてくれているという、怖い顔して、本当は誰よりも心の優しい、私が世界で1番大好きな人。

それが、しろさんです。

決してひとりだったわけではありません。
ごく僅かですが、大切な友人や大切な人は確かに存在しましたし、今も存在します。

だけど、暴力ばかり振るわれて、家族からも誰からも見捨てられて、都合のいい時だけ利用されて、それにも関わらず都合のいい様に利用だけはちゃっかりされていて、だけど軽蔑されていた。

あんなにうつ病でボロボロで、廃人だった私に、人生をやり直すというこんな大切な契機を与えてくれた、しろさん。

しろさんと出会って、あんたのうつ病は寛解したよ、と言われて、私は人間としてもう一度生きることを許された気がしました。

だから、誰に何を言われようと、この先何があっても、先生との約束だけは絶対に守ります。

そして、しろさんが私に生きる喜びを教えてくれたこと。
しろさんが私に伝えてくれた人間の温かさ。

私もアフォなりに努力して、後継者になった時には本当の意味での「後継者」でありたい。

しろさんの顔を見ただけで、なぜかいつも元気になって帰宅しています(笑)。

しろさんの初診から、早6年。

しろさんの下で、早く勉強したいと思ったり、
しろさんともっと話したいと思ったり、

とにかく、しろさんを誰よりも大好きで、誰よりも尊敬していることだけは確かです。

だってしろさんは、私の命の恩人です。
6年前、私の命に責任を持つ、と言ってから、ただひとり、ずっと私を信じ続けてくれた人です。

片頭痛で辛かった影響もあったのでしょうか、やっぱりしろさんと話すと嬉しい気持ち(内容は何でもよいのですwww)になり、また同時に、しろさんに受診できた、という安堵感でいっぱいになったのか、しろさんが私の事を心配してくれていたことが嬉しかったのか、とりあえず理由はよくわかりません。

だけど、突然6年間のしろさんとのやりとりを一気に思い出し、神経内科までの電車の中で、意味不明に涙がポタポタこぼれ落ちて、止まらなくなりました。

私の主治医は一生あなたしかいません。

そして、私の本当の使命は、あなたに恩返しをすることです。



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